ブラスト加工の目的とは

query_builder 2024/07/09
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ブラスト加工とは、細かい粉状の物質を噴射し表面を加工する技術のことです。
主に金属を加工する際に使用される技術ですが、どのような目的があるのでしょうか。
この記事では、ブラスト加工の目的について紹介しますので、ぜひご覧ください。
▼ブラスト加工の目的
■サビを除去する
金属に付着したサビを除去するためには、専用の洗剤を使用し擦って落とすことがほとんどです。
しかし、ブラスト加工による水圧や粒子の勢いを活用することで、簡単かつ綺麗にサビを落とす効果が期待できます。
洗剤に含まれる成分で金属を痛めたり、傷つくのを防いだりするだけではなく、光沢のある美しい仕上げにするためにも有効な方法です。
■塗料の密着性を向上させる
金属を塗装する際、滑らかな表面のままだと塗料が剥がれやすくなってしまいます。
そこで塗料を密着しやすくするために行われるのが、ブラスト加工です。
デコボコがある表面に仕上げることで、表面積が広くなり塗料が剥がれにくくなります。
■腐食の抑制
金属には、鉄の酸化物であるミルスケールと呼ばれるものが付着しています。
これらを除去するためには、ブラスト加工が欠かせません。
細かい粉状の物質を高速で表面に打ち付けることで、ミルスケールを除去し金属の腐食を防ぎます。
▼まとめ
ブラスト加工は、サビを除去する・密着性の向上・腐食の抑制などの目的で施されます。
金属自体の耐久性や機能性が向上するだけではなく、加工された金属が使用される建物や乗り物などの安全性も担っていると言えるでしょう。
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